ある時からお受験という言葉が生まれた。
その前は受験戦争という言葉があったが、少子高齢化に伴い、受験戦争は落ち着き、ゆとり教育など、様々な出来事もあって、受験戦争に関する話題はほとんど出なくなった。
ちょうどその頃を境に出てきた言葉がお受験で、まだ小さい子供を英才教育したり、国立や私立の小学校に入学する為に受ける入学考査の事をちまたではお受験と呼んでいるー(笑)
アメリカのワシントン・ポストは小学生受験に関する記事の中で、子供たちは本当に有名小学校に入りたいのだろうか?と批判。
日本はアメリカと違い飛び級制度がなく、エリートコースになる為には、有名高校・中学・小学校に入る事が義務付けられていると説明。
将来日本のエリートは、産まれる病院のベッドの段階で全てが決まるようになるだろう、と皮肉った!(笑)
でもこういう説明をされるとそんな馬鹿なーって思うかもしれないけど、現実金持ちが出産する病院はホテルみたいな産婦人科で、一般人の産婦人科は相部屋で国からの補助金でまかなえるレベルだったりする。
ここでも既に各社社会は進んでいて、実際その後の子供の未来も、ホテルみたいな産婦人科で生まれた子供は、慶應とか立派な学校に小学生のうちからお受験で入学し、将来のレールも安定したものなのかもしれない。
そう考えればアメリカのワシントン・ポストの記事もあながち間違ってはいない!
子供いない俺にはよく分からないけど、姪を見て、お受験って大変なのは子供だけじゃなく、親も同じってことが分かった。でも、一生懸命に勉強したから、姪がこちらのティーネットジャパンに就職でき、若いのにえらいと思う。
実際、うちに子供ができたら、お受験の制度が変るかもしれないけど、なんだか怖い!